都市の価値は、建物や機能だけでは決まりません。 人がどう歩くか、どう滞在するか、何を記憶として持ち帰るか。 その経験の質まで含めて、都市の価値は立ち上がります。
私(小島和人ハモ)は、大阪を拠点に活動するまちづくりプロデューサーです。
感性都市論(Sensibility Urbanism)を基盤に、都市体験、感性価値、共創プロセスをつなぎながら、都市開発、公共空間、文化プロジェクト、エリアマネジメントの構想と実装を支援しています。
単に企画を考えるのではなく、場所固有の価値を読み取り、言語化し、関係者をつなぎ、実験と実装へ接続する。それがこの仕事の役割です。
まちづくりプロデューサーとは何か
まちづくりプロデューサーとは、都市に関わる多様な主体のあいだに立ち、構想、関係性、体験、運用を横断して編集する役割です。
都市開発には、行政、デベロッパー、鉄道会社、文化施設、ローカルプレイヤー、住民、クリエイターなど、多くの主体が関わります。
しかし実際には、それぞれが個別に動くだけでは、場所固有の魅力や都市体験は立ち上がりにくい。
必要なのは、この場所で何を価値とみなすのか?誰と誰がどう関わるべきか?どのような体験を生み、どのような運営や指標へ接続するか?を、一つの流れとして設計する視点です。私は、そのプロセスを都市体験と感性価値の観点から設計します。
担う領域
1. Concept|思想
都市を、機能や経済だけでなく、体験、感覚、記憶、関係性から捉え直す。 この視点を、Sensibility Urbanism(感性都市論)として整理しています。
2. Framework|構造
感性価値を曖昧なまま終わらせず、都市体験設計、まち感性指標、まち感性ラボなどのフレームに落とし込みます。
3. Application|実装
都市開発、公共空間活用、エリアマネジメント、文化プロジェクト、リサーチ、拠点運営に応用します。思想だけでも、制度だけでもなく、実験可能な単位に変換して前に進めます。
相談できるテーマ
- 都市開発や再開発における、場所固有の価値の整理
- 公共空間や広場、通り、沿線における体験価値の再設計
- エリアマネジメントにおける滞在・回遊・記憶のデザイン
- 文化芸術や創造性を起点にした都市プロジェクトの立ち上げ
- まち感性指標の設計と、観察・言語化・共創プロセスの伴走
- リサーチ、ワークショップ、トーク、フィールドワークの設計
- 行政、企業、大学、地域プレイヤーを横断する共創プロジェクトの編集
方法論
小島和人の仕事は、次の3層で進みます。
Concept
まず、この場所で何を価値として捉えるべきかを定義します。
にぎわい、集客、回遊だけではなく、余白、空気感、寄り道、接続感、滞在の質といった、見えにくい価値も含めて整理します。
Framework
次に、価値を扱える構造へ変換します。
都市体験設計、まち感性指標、観察項目、対話の問い、実験プログラムなどに分解し、関係者が共有できる形にします。
Application
最後に、具体的な場へ実装します。
プロジェクト構想、共創プログラム、リサーチ、場の運営、指標化、発信設計などへ接続し、実装可能な単位に落とし込みます。
大阪での主な実装
Chokett Program|大阪・なんば
街の隙間や余白から、小さなエンターテインメントを増殖させる都市実験。
大規模開発だけでは生まれにくい日常的な創造性を、複数主体のコレクティブな関わりから立ち上げる実装です。
Morinomiya Project|大阪・森之宮
再開発が進むエリアにおいて、何を新しくつくるかだけではなく、
何を場所固有の価値として継承し、未来へ接続するかを問うプロジェクト。
地形、暮らし、文化、環境の重なりを観察し、都市構想へ返す試みです。
FabCafe Osaka
FabCafe Osakaを、単なる飲食やイベントの場ではなく、
食、感覚、対話、創造性を通じて都市体験を観察し、関係性を編み直す拠点として運営。
都市と創造性の接点を実験するプラットフォームでもあります。
Machi Sensibility Lab|まち感性ラボ
まちの中にある言語化されにくい感性価値を観察し、対話し、指標へ翻訳する実践。
まちづくりを、数字だけでなく経験の質から考えるための基盤です。
こんな人に向いています
- 都市開発や拠点開発に、ハード以外の価値軸を入れたい
- エリアマネジメントを、運営だけでなく体験設計まで広げたい
- 公共空間や沿線の活用を、制度説明で終わらせず魅力に変えたい
- 地域固有の文化や記憶を、未来のプロジェクトへつなぎたい
- 企業、自治体、大学、地域プレイヤーのあいだで共創を設計したい
- まだ言葉になっていない価値を、構想と実装へつなげたい
Profile
小島和人(ハモ)
プロデューサー / アーティスト
株式会社ロフトワーク所属
FabCafe Osaka 事業責任者
都市と社会のあいだで「感性」を手がかりに、都市や組織の関わり方を探る。Harmonism を背景に、Sensibility Urbanism(感性都市論)を提唱。さらに、都市の体験価値を可視化する指標として、まち感性指標の研究と実践を行っている。企業・自治体・大学などと協働しながら、都市開発や文化プロジェクトを多数プロデュースしている。
FAQ
まちづくりプロデューサーとは何ですか?
多様な主体のあいだで、都市の構想、関係性、体験、運用を横断的に編集する役割です。
建築家やコンサルタントとの違いは何ですか?
建築や制度や事業計画だけでなく、場所固有の価値、都市体験、共創プロセスまで含めて扱う点に特徴があります。
大阪以外の相談も可能ですか?
拠点は大阪ですが、他地域の都市開発、沿線開発、地域共創、文化プロジェクトにも対応可能です。
どの段階で相談するのが良いですか?
構想初期が最も効果的です。
ただし、すでに進行中のプロジェクトでも、価値の再整理や共創設計の導入は可能です。
どのような形式で伴走できますか?
リサーチ、構想整理、ワークショップ、レクチャー、プロジェクト設計、共創プログラム、発信支援など、目的に応じて設計できます。